ダニエル・ジョンストンのCDボックスを買ったよって話。
ハローハロー。
最近みんな音楽は何聴いてる?いいヤツあったら教えてくれよ。
歳を取るとさ、積極的に新しい音楽を聴こうってことがなくなっちまうから、ここんところは中学生の頃に聴いてたCDを引っ張り出しては聴いてるんだけど、やっぱ昔好きだった曲は、令和のおっさんになったいま聴いても好きだ。
ほんでそんな当時の曲をさ、今の若い子たちがカバーしてるのをyoutubeで見つけたんだけど、すげぇいいセンスしてるから聴いてみてくれよ。
さぁて、恒例のどうでもいい話はここまでにしようか。
今日、時間潰しで入ったBOOKOFFですげぇブツを手に入れたよって自慢話だ。
ダニエル・ジョンストンのBOXCDセット『The Story Of An Artist』
初期のアルバム6枚セットだ!
こいつをBOOKOFFで見つけた時の俺の衝撃ときたら!
しかもお値段がこちら!
あれ?今って令和だよね?初任給100円とかの時代じゃないよね?
中身は60ページ以上のブックレットとポスター付きだ。
ブックレットはすべて英語なので、読むには少し骨が折れそうだな。
紙ケースに入ったCDが6枚。
激安クラシックCDセットの紙質と比べると、非常にしっかりしてる。
ダニエル・ジョンストンって誰?って声が聞こえてきそうだから、簡単に紹介しよう。
と思ったけど、僕も詳しいわけじゃないからWIKI参照でよろしく。
1980年代前半から音楽活動を開始。キャリアの初期において自宅で録音したカセットテープを配布するという形で作品を発表していたが、そのカセットのひとつが地方紙オースティン・クロニクルの音楽評担当者から絶賛された。1985年にテキサス州オースティンで行われた「Woodshock music festival in Austin」に出演したことを契機にMTVから注目され、のちにニルヴァーナのカート・コバーンをはじめとする多くのミュージシャンに影響を与えた。2005年にはその半生がドキュメンタリー映画化されている[1]。
2019年9月10日、夜に心臓発作を起こし死去。
そもそもこの人を知らないのも無理はないと思う。ミュージシャンとしての知名度はかなり低い(と思う、個人の感想です)。
僕の周りでこの人のCDを持ってる友達は、ひとりしかいない。
でもこの絵は見たことあるだろ?
前述の友達は、ニルヴァーナのカートがTシャツ着てたってことで、このCDを買ったと言ってた。
(確かめてはいないが、ニルヴァーナのCDと間違えて買った可能性すらある笑)。
ダニエルはイラストレーターとしても活躍したが、残念ながらこちらも一般的な知名度は低い。
しかしながらsupremeがコラボアイテムを出すんだから、知らないのは日本人だけなのかもしれない。
さて、肝心の音楽はというとだね。
まず音が悪い。くっそ悪い。
白黒映画の時代かと思うくらいに悪い。
しかし、40年前以上前の宅録というローファイさが曲にマッチする。
曲の途中に楽譜をめくる音すら収録されているという自作感も愛しい。
この人のスタイルは弾き語りだなんだけど、技術的には褒めるところがないと思っていいだろう(ごめんなさい、個人の意見です)。
オルガンもしくはギターを弾きながら歌うんだけど、楽器と歌のどっちも上手くはない。
(いや、むしろ・・・おっとやめとこう)
しかし、その中身はだね
まだCD1枚目を1回しか聴いてない感想を率直に言うとね
昔のアメリカーって感じ笑
一発で耳を持ってかれるとか、鼓膜じゃなくて心臓に刺さるとか
そんなインパクトのある曲ではないけど、なんだろうな、すげぇアメリカン。
クソ音質と、たどたどしいオルガンと調子外れなボーカルとが交わって、なんか良いよ。
売れたい、じゃなくて、聴いて欲しいって思いが溢れているんだ。
商業音楽とは対局の位置にいると言えば少しは伝わるかな?
しばらくはこのCDを聴くつもりだから、気が向いたらも少し詳しく書くよ。
興味があったら君をBOOKOFFのCDコーナーを探すといいぜ。
さて、今夜はこの辺で。グナイ。